身辺整理をしていたはずが

いろいろあって雑記ブログとしてジャングル化。

クイズの深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いているのだ

クイズの世界への誘い

事の発端は、2度目のアタック25に出場したことです。

完全にリベンジ大会を舐めていた私は、収録当日の朝3時起きで大阪入りし、寝不足の状態でツワモノさんたちと戦い、パッとしない結果に終わったのでした。
wwssus.hatenablog.jp

 …くやしい。

絶対に5年後のアタック25で旅行を獲得する!(出る気満々)

クイズがしたい!強くなりたい!

そう思った私は、とりあえず札幌で開催されるクイズ大会に参加してみることにしたのである。

 北日本早押王

クイズ大会初参加から5年目までが出場できる新人王というものもあったが、大会の存在を知ったときは既に満員だったので、北日本早押王という大会にエントリーしてみた。

ぼんやりと抱いていた「そこそこいいところ行けるのでは?」という私の淡い期待は、無残にも打ち砕かれるのである。

今思うと、よく何も知らない状態で予選で1勝できたね!奇跡!って感じです。

なお、この後漫画「ナナマルサンバツ」を読み始め、ベタ問(=最初の方を聞けば答えがわかる問題、かるたの決まり字のようなもの)の存在を知ったのであった…

mono-series'19

アタック25繋がりの方から教えていただいた大会。参加前はルールがよくわからず、あまり乗り気になれなかったものの、参加してみたらすごくすごく楽しくて。今年ナンバーワンのクイズ大会でした。

mono-series.jimdo.com

この大会には「殿堂入り」という、少数正解者を褒めていただけるシステムがありまして。ビギナーズラックもあるとは思いましたが、これがとてもうれしい!

北日本最強王・新人王

こんどはちゃんと新人戦に出るぞと思い、張り切ってエントリーしました。

だがしかし、現実はそう甘くなかった。

年号だけとか、最初の数単語とかで回答し、正解がバンバン出るのは驚きです。

私が「わかった!」と思って押すタイミングより、数単語分早く押されている感じ。

 答えがわからなくても、モノシリーズの時は「なにそれ知らない~」と笑いがこぼれるのに、早押王や最強王の時は「ヒエッ わかんない」と気分が沈みました。

クイズ大会に3回出てみた感想

数多の問題が投じられ、打ち返せたものと打ち返せなかったものがありました。

知らないことや、思い出せなかったものは答えられず。

反対に、(正解できた)答えたちは、私の経験した世界をなぞるものであったとも感じました。

昔見ていた音楽番組、曰くのわりに地味だなと思った観光地、打ち込んだ部活。

やろうかどうか迷っているゲーム、ワンシーンしか知らない映画…

 しかし、自分の経験に基づく知識でクイズ大会を戦うには限界があるとも思いました。

クイズという深淵が私を覗いている

これからは、クイズという窓から、自分の経験した世界に、たくさんの知らないことを繋ぎたい。そして、どんどんとその領域を広げて、たくさんの素晴らしき営みや美しさに気づいていきたい。そう思いました。

…というわけで、問題集、買っちゃった。

…最初の1冊って、これで良かったのかしら??

その後(2020.9.8追記)

私はクイズに強くなりたいわけではないのかも

あれからもう1冊問題集を買って読んでみましたが、どうもなじめず。(コラムの部分に、クイズに強くなりたければかくあるべし、ということが書いてあった)

どうも「クイズの答えになりうることのストライクゾーン」のようなものが設定されているように感じます。

プロレスラーに例えると、藤波辰爾は出るけど、鈴木みのるは出ない、みたいな。

ただ、「これ、クイズに出るのかな?」と思いながら本を読んだり、テレビを見たりするのは面白いですね。

マイペースに楽しみたいと思っています。

でも、アタック25で旅行はゲットするんだ~