書評「一汁一菜でよいという提案」 料理へのハードルを爆下げする土井善晴の優しさよ
土井善晴といえば…
大泉洋のモノマネ、似ていますよね。
水曜どうでしょうの企画で知りました。本物を知ったのはだいぶ後。
こんなことが書いてあった気がする
家庭料理を研究してきた土井先生の結論
- ご飯を炊いて味噌汁を作ればOK
- 忙しい中、体がしんどい中でも、できること(一汁一菜)をやることが良い
- てか、それでいい
土井先生の味噌汁論
- 味噌汁はテキトーに作っても大体美味しくなる
- ぶっちゃけ、美味しくない日があったっていい
- 家庭料理ってそんなもん
中盤のカラーページに、土井先生で作っている味噌汁の写真が色々乗っているのだけれど、ピーマンとかが入っていて、ビックリ。
- 味噌汁に何入れちゃってもいい
- コンソメだし、中華だしだっていい
食事って、食べるだけじゃない
- 何を食べるか考えて、買い物に行って、食べて、後片付けをするのが食事
- お店に並ぶ食べ物を見て、季節の移ろいを感じるのがいい
- それでいい
「一汁一菜でよいという提案」を読んで思ったこと
私、料理するのがあまり好きではありませんでした。だって、
- マンネリにならないメニューを考えて
- 肉ばっかりじゃなくて野菜もとらないもダメだし
- 材料を切ったら手が汚れるし
- 調味料を図るのがめんどくさいし
- 火にかけるときは他の事ができないし
- 作るのに時間がかかる割には食べるのはあっという間
- 美味しくないとか言われたらショックすぎる
じゃないですか。
そんな中、「料理」のハードルをこれでもかと下げてきた土井先生。
すごくうれしかった。土井先生、めっちゃ優しいわ~